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街で見かけたレンズ、オークションサイトで手に入れたレンズ、カメラレンズから取り出したレンズ、
などなど、手に入れたレンズは全て保管しています。
しかし焦点距離がわかっていないものが沢山あります。
20221023 (4)
横向きですみません。ローテンションするのが面倒でした(^^;

さて、皆さんだったらどうやって焦点距離を正確に計測しますか?
ほぼ無限大の太陽や月の像を結ばせてみますか?
でも、正確な焦点距離は計測できませんよね。
レンズの焦点距離を計測する装置はありますが、とても高価です。
そこで今回ご紹介したいのはこれです。
20221023 (9)

これ、なんだと思いますか?
これは眼鏡屋で扱っているレンズの度数を計測するものです。
現在では高価なデジタル計測装置ですが、少し前ではこのようなアナログ計測装置が使われていました。
度がない状態を計測するとこのようにメモリゼロで光が結束します。(レンズは取り付けません)
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画像内の十字線(レチクル)の中央で光が結束します。

次に、計測したいレンズを取り付けてみます。まずは凸レンズからです。
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するとメモリがこのようにプラス方向で光が結束します。
20221023 (6)
このメモリを読み取り、3倍した値が焦点距離となります。
メモリは7.7ですので23.1cmということです。
光の結束の様子は
20221023 (1)

レチクル中央から結束がズレています。
これはレンズを計測機の中央に収めなかったからです。
故意的にズラしています。
つまり、レンズによる焦点を結ぶ性能もわかるようになっています。
なお、レンズを測定装置の中央に配置する方法は、
2枚目画像に写っていますレンズ下の台座の上下微動と、レンズ装着上部の装置で行います。
ズレたいのでその装置は使わずにテキトーに置いてみました。

逆に凹レンズを測定してみましょう。
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先ほどの凸レンズとは逆に赤のマイナス方向で結束します。
なお、レチクルのゼロ調整と中央からズレた方位を測定できます。
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さてさて、この装置の金額は幾らくらいだと思いますか?
リサイクルショップで200円です。とは、言いつつ、別の方からの間接購入です。
眼鏡屋さんにとっては使い道がない上に、一般の人にはまず不要な存在です。
その当時では結構なお値段だったと思いますよ。薄利多売の商品ではないですからね。
皆さんも探してみたらいかがでしょうか?
もっとも、私のように望遠鏡を自作する方が対象かもしれません。
メガネの度数計測器だと思わず、応用するアイデアが大切なのかもしれません。










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コメント

バーニヤ目盛があったら良いかも?

メモリが4分割ぐらいが使いやすいんですかね?
バーニヤがあればもう少し正確になりそうですが取り付けるスペースもなさそうだし・・・。
こういうのが200円っていうのは何だか切ない気もしますが、使い道のある方の手に渡ってこのマシンも喜んでいるかも。

カメラde遊ingさんへ

こんばんは
コメントありがとうございます。
バーニヤ、まったくもってその通りでございます。
ただ、望遠鏡のレンズ用に考えておりますのでミリ単位までの精度は求めていません。
と、言うのは、望遠鏡にはドローチューブというものがあるためです。
望遠鏡制作で筒をカットする際の必要な精度で十分なのです。
「レンズの正確な焦点距離を測定する装置」というのは言い過ぎたかもしれません。
ならば、太陽光で計測した数値で十分だという言い方もできますね(^^;

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