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久しぶりの更新になります。
ここ数日天気が悪く天文台はお休み状態です。
しかし、天気が良くなった時のためにやっておきたいことがありました。

①ドイツサイズのアイピースにアメリカンサイズのフィルターを取り付けたい
②レーザーコリメータの偏心を治したい      です。

と、いうことでやってみました。

①は、既存のドイツサイズ接眼部にアメリカンサイズフィルターのねじ切りです。

20210306-3.jpeg
2つ切ってみました。
一つ目はタカハシの接眼部です。

20210306-4.jpeg

2つ目は24.5mm→31.7mm変換アダプターです。
20210306-5.jpeg

こんな感じになりました。旋盤での加工です。

②は同じく旋盤を使ってコリメーターの偏心治しです。
旋盤にコリメーターを取り付け、回転に対して真円にします。

20210306-2.jpeg

20210306-1.jpeg
もう、「これでもか」というくらい神経質に実施しました。
レーザーをおよそ5mくらい先に照射し、チャックを回転させます。
(もっと遠くにしたいが昼間だと見えない)
偏心しているとレーザー照射は円を描くように回転します。
円の中心に印をつけ、レーザーコリメーターの照射方向を円の中心に合わせます。
これでレーザーコリメーターの偏心が治るというわけです。

<偏心修正途中の様子>
20210306-7.jpeg

旋盤ってこんな使い方もあるのです。

過去にレーザーコリメーターを5本購入しましたが、ほぼすべて偏心していました。
許容には個人差があるでしょうけどね。
でも、惑星撮影においては焦点距離を5m、またはそれ以上にするのでこれは大問題です。
しっかりとしたメーカーのレーザーコリメーターですと5m先で半径数センチくらいですが、
通販で出回っている安価な怪しいレーザーコリメーターは10cmくらいは偏心していました。
輸送で偏心してしまった可能性もあります。



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 機材  9  -

コメント

コリメータの偏心ってありますよね。
僕も何度となく、焼津の御大、ロンキーさんに調整して貰いました。

望遠鏡側の接眼部の偏心も気になりますね。
2点固定だとネジの締め付け具合でも変化するのがよく理解り、何が正しいのか、難しくなります・・( ̄ヘ ̄;)ウーン

★機種による差★

Takiさん、皆さんこんにちは

輸入品の安物コリメータが狂っているのは良く聞きます。
(^0^)もこれを自作した時に気付いたのですが、
接眼部の構造も重要な要素で、取り付け方でかなり光軸が
違います。

何をもって光軸とするか。。未だ定義出来ないでいるのですが、
少なくても光学素子の機械中心を持って定義するしかなく、
視野又は写野がどの程度迄許容するか?はこれから考察。(∼ ∼;

旋盤が使えた頃は便利でしたが、最近は簡単なL型の台を
Ⅴブロックに見立ててやっており、これでな何とか。。(^0^;

今一つが接眼部に嵌め込んで(ガタを留めネジで取る)
コリメーターを回転させて主鏡(対物L)の中心に
来るようにして校正するのでつ。(^0^8

この方法で幾つかの望遠鏡を検査?しましたが、
接眼部の工作精度が、ほぼどれも同等と見ました。
野外などで使える方法とも思えますので、機会があったら是非だうぞ!(^0^v

URL | (^0^)コメト ID:HsN6Hojc[ 編集 ]

UTOさんへ

コメントありがとうございます。

そうなんですよね、特に2点とめは微妙です。
なので出来うる限り円締め付けタイプを使っています。
それと、カメラ回転装置はイプ180のような確かなものを選びます。
接眼部で回転させないようにしています。

もう1つ工夫していることがあります。
撮影前に焦点内外像を撮影して偏心の様子をみます。
まあ、正確には無理ですが、念のためです。
屈折での撮影はほぼしないのですが、ドローチューブや延長筒で簡単に光軸狂いますね。
バックフォーカスの大きい望遠鏡は好きではないです。

コメトさんへ

コメントありがとうございます。

懸念されていること、全くの同感です。
私の場合、以下のようにしています。

①ネジで固定する接眼部は限りなく使わない。締め付けタイプをほぼ100%使用
   →これでほぼ取付に対して偏心解決
②それでも偏心しますので、撮影ではシビアなのでドローチューブの送り出し量に印をつけておき、その状態でラック&ピニオンをしっかり固定して光軸合わせします。
③接眼部の回転装置はしっかりしたものを使います。カメラを回転させるのは回転装置で回転させます。
➃撮影前にに焦点内外像を撮影して偏心の様子をみます。

まあ、ここまでやればほぼ満足な画像が得られます。

それと、何も道具なくして簡単に確かめる方法があります。

レーザーコリメータのスイッチオンにして壁を横にして転がしてみてください。
勿論、壁にレーザー光が当たるようにです。
もし、偏心していると照射位置が上下に動きます。
レーザーコリメータの半径が場所によって異なると円をかいて転がりますが、
偏心していれば上下はします。

LやVブロックで回転させると5m先では再現性が悪く、調整するにはイマイチという感想です。

コメトさんへ

追伸です。
コメトさんがやっていらっしゃる、「今一つが接眼部に嵌め込んで(ガタを留めネジで取る)」ですが、勿論やっていました。
でも、ネジには遊びがあり回転させるとガタつきます。なので、気持ち的にやるのをやめました。
回転装置で回転させることはあります。

偏心の中心を想定してレーザーコリメーターを使用すると反射光がコリメーター中心に戻ってこないからです。
これでは使っている意味がないです。

ほんと、レーザーコリメーターのズレには困りますね。安物買って上手く調整出来ないので諦めました。
今は高いのを使っているのでまぁまぁかな?
接眼部のねじ止めや、バローレンズなど付けるとたわんで来るのを何とかしたいと思っていて、そのままだったり^^;;

★あくまでコリメーターの芯出し★

Takiさん、皆さんこんばんは

例えばニュートン主鏡のどこかにレーザ光の反射した位置を見付け、
そこでコリメータを回転します。
ブレを感じたらコリメータを修正します。(^0^;

もしも主鏡からの反射光がどこかに写っていたら、更に追い込んだ
調整が出来ます。
もち、コリメート中心には普通に戻る光が無いので、
それは光学系の中心を求める時で、本番の軸調の事になります。(^0^v
難解ですネ。

URL | (^0^)コメト ID:HsN6Hojc[ 編集 ]

クリちゃんさんへ

コメントありがとうございます。

そうなんですよ、レーザーコリメーターって大小に関わらず狂っていること多々です。
特にF値の小さい、例えばタカハシε系ですと少しの狂いも許されません。
センタリングアイピース、周辺減光の様子など色々な方法ですべての結果が一致したら信用することにしています。

コメトさんへ

再度コメントありがとうございます。

まあ、色々な方法で確かめるのが大切だと思います。
光軸の調整のおいてはいつも順番を決めていまして、
①レーザーコリメーターでおおよそ合わせる
②センタリングアイピースでかなり精度よく合わせる
③フラット画像を撮影して周辺減光を調べる
➃焦点内外画像を調べる
⑤星像で最終確認

って感じです。
できうるだけレーザーコリメーターで精度よく合わせないと②の工程で困るのです。
焦点距離の長いニュートンですと主鏡セルまで手が届かないので時間がかかります。

そんな感じです。

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